協会の目的・組織

HOME協会の目的・組織

協会の目的

当法人は、1)公衆衛生の向上、2)地球環境の保護、3)水の安定供給確保等の分野に置いて、膜分離技術の振興を通じて、日本国民のみならず、広く世界の人々の社会生活の維持・向上に寄与すること目的とし、次の事業を行います。

(1)膜及び膜分離装置に関する調査研究及び啓蒙活動
(2)膜モジュールの性能調査認定事業
(3)関係行政機関及び関係諸団体との連携と協力
(4)前各号に掲げる事業に付帯又は関連する事業

代表理事のあいさつ

 一般社団法人膜分離技術振興協会
代表理事 池田 和仁

 この度、2025年5月19日に開催された定時総会および臨時理事会において、代表理事に選任されました。会員の皆様の変わらぬご支援を賜りながら、微力ながら協会運営に尽力し、膜分離技術のさらなる発展に貢献してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、現代は世界的な社会課題として地球環境の保全が挙げられ、SDGsにおいても気候変動や水資源の問題に対して、温室効果ガスの削減や再生可能エネルギーの利用、水不足や水質汚染への対策が求められています。このような状況で、膜分離技術は効率的な分離・浄化とリサイクルによる安全な水の供給に大きく貢献しており、さらにエネルギー分野への応用など、今後の更なる利用拡大が期待されております。

 さて、その中で当協会は、1)公衆衛生の向上、2)地球環境の保護、3)水の安定供給の確保、などの分野を対象に、膜分離技術の振興を通じて、日本国民のみならず広く世界の人々の社会生活の維持・向上に寄与することを目的とし、技術・戦略委員会、膜浄水委員会、水道用膜モジュール性能調査委員会、排水・再利用委員会の4つの常設委員会を中心に活動を行っています。

 2025年度の事業活動方針とし、1)膜分離技術の普及と振興、 2)国際社会に向けた情報発信の強化、 3)膜分離技術による国内外の水問題解決への貢献の3つを掲げ、各委員会の活動を充実させることで、活動方針の実現に努めてまいります。特に、日本が誇る膜分離技術の世界やエネルギーなど他分野への更なる普及を目指し、セミナーを通じた情報発信活動や、当協会主導で開発した水の再利用に関する国際規格の確立にも力を注いでまいります。また、安心・安全な膜利用を確保するために、膜モジュール認定業務を堅実に実施するとともに、その信頼性向上に向けた仕組みづくりにも積極的に取り組んでいきます。

 本年度も会員の皆様とともに、関係諸機関とさらに緊密に連携し、膜分離技術の振興を通じて社会の発展および世界の環境問題解決に貢献してまいります。引き続き皆様のご指導とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

以上

協会の組織

1. 会員

現在の会員数とその構成は次のとおりです。

法人会員 A社員 (膜及び膜分離装置メーカー) 17社
法人会員 B社員 (膜分離装置等関連メーカー) 4社
法人会員 C社員 (膜及び膜分離装置ユーザー) 0社
個人会員 (学識経験者など) 11名
合計 21社+11名

2. 協会組織

3. 代表者

代表理事 池田 和仁
(東洋紡エムシー㈱ 常務執行役員 生産本部長)

4. 事務局

事務局長 熊野 淳夫
(東洋紡エムシー㈱ アクア膜営業ユニット シニア・テクニカルアドバイザー)